ミュージカルバトン

大阪から帰ってきた途端、
二人の大阪の人から、同時にミュージカルバトンが回ってきました。
どっちもオフとは関係ない人。
なんなんだ大阪。僕の約束の地か何かか。
回してくれた片方の人、fbの通称いいちこさんは酒スレで交流があるから分かるものの、
以前からセンスが好きで愛読しているネオナイトライフエスさんから回ってきたのは驚いた。
お二人とも、ありがとうございます。

こーいうのは勢いで書かないとずっと考え込んでしまうので、勢いで書いてしまいます。



  • Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

多少はあるものの、基本的にコンピュータで音楽は聴かないので0。
パソコン買ったばっかりの頃、これでいちいちCDを取り替えなくて済むぞ、
と思ったのものの、うちのPCはCD読み取る部分が腐ってるらしく、
ノイズが入りまくるのです。
まぁ、CD取り替える煩雑さも、アナログ好きな自分には音楽の醍醐味の一つかな、と。
(CDはアナログじゃないけど)

  • Song playing right now (今聞いている曲)

Donny Hathaway/Jealous Guy
昔ベースマガジンでCharがベーシスト必聴と言っていたので(Charは好きじゃないけど)
買ったアルバム、ダニーハサウェイの「Live」からビートルズのカバーです。
R&Bの人たちは、白人ロックをよく自己流にカバーしてますが、
これは全く黒さを感じさせない元曲を上手くR&Bにしててかっこいいです。
同じアルバムにはキャロル・キングの「きみの友達」なんかも入ってます。

  • The last CD I bought (最後に買ったCD)

Hatfield and the North/THE ROTTERS' CLUB
Moterhead/No sleep'till Hammersmith
名盤なので、前々から買おう買おうと思っていて、やっと買ったアルバム。
有名なアルバムほど、欲しいと思っても遠まわしにしちゃうってことあるよね。

  • Five songs (tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

Pink Floyd/See Emily Play
(エミリーはプレイガール、なんてトンチキな邦題が昔はついてました)
ピンクフロイドの2ndシングル。
シド・バレットの狂気の才能が、ギリギリポップスの形をとどめた、
奇跡的に美しい大名曲です。
「彼女は毎晩、誰かの夢を借りようとしている」
「正気を失って、メイのために遊ぶ」
など、シュールで幻想的な詞がかっこいいです。
初めて聴いた当時、好きだった女の子がちょっと変わった人だったこともあって、
よく重ねて聴いていたものです。
歌いだしにやたらエコーのかかったベースが鳴る部分と、
ファズギターがジージー鳴ってるだけのギターソロもかっこいいです。


Hawkwind/You know you're only dreamer
大好きなホークウィンドから、ライブでも演奏されないやたら地味な曲を。
まだレミーが入る前の曲なので、迫力はないですが、
ホークウィンドの二大魅力、
コズミックなサウンドと、諸行無常なボーカルが同時に味わえる、隠れた名曲です。
静かなイントロから、何もかも諦めたようなブロック様のボーカルが入って、
そして最後はドシャメシャな即興になって終わります。
「夢見てるのは自分だけだって、あんたは知ってる」
というタイトルもかっこよすぎ。
なんか二つ続けて切ない系のが続きましたね。


ロバQ/おんぶしてあげる
次は派手なのにしようと思ったのに、またもや切ない曲です。
ロバQは岡山で活動するローカルなバンドなのですが、
偶然ラジオでライブ放送してたのを録音して(どんな偶然だ)、
最初聞いたときはやたら変なバンドだなぁとしか思わなかったものの、
何回も聴きたくなる麻薬的な魅力があり、
聴くうちに大ハマリしました。
マイナーなバンドだとは思いますが、卓越した演奏能力、独特の歌詞世界、
そしていつまでも頭の中でグルグルし続けるサウンドなど、
有名にならないのが不思議で仕方ないほどかっこいいです。
日本のミュージシャンで一番好き、と胸を張って言えます。
音楽を意識的に聴き始めた初期に出会ったので、
かなり音楽の嗜好を広げてくれたバンドでもあります。
2年前、5年ぶりに東京でライブをやるというので見に行ったら、
打ち上げに参加させていただけたという、フレンドリーさも好きですw


この曲は1stアルバムの8曲目に入ってる曲で、
これまたライブではほとんど演奏されない地味な曲ですが、
シュールな歌詞が多いロバQには珍しく、分かりやすいラブソングです。
初期ジミヘンの様な曲調に、女々しげな歌詞が乗っかる様は、変と言えば変ですが。
僕は君と仲良くなりたくて、ベタベタしすぎてしまった、とか、
君がどんなに僕の理解できない存在でも、僕は君の全てを受け止める、
みたいな歌詞だと受け取ってます。
これも自らの恋愛経験に当てはまるところがあって(またかよ)、
何度聴いても切なくなります。


ロバQのオフィシャルページはコチラ


DMBQ/Girl Cream
言わずと知れたDMBQ、メジャーになった途端活動が不透明になったDMBQです。
インディーズの頃の方がワンマンが多かったのが、物凄い不思議です。
このバンドも音楽を聴き始めたばかりの頃に出会って、
シンプルで過激な音楽ほどかっこいい、と思っていた僕にとっては、
ハードロック色が濃厚すぎて、アルバムを買ったことを失敗したかな、と思ったほどです。
そんなときに、ゆらゆら帝国キングブラザーズ、デキシードザエモンズ、
ボブログ3世、ジョンスペのジュダ・バウアーがやっている20マイルズ、
それとDMBQという、今から考えるとアホみたいに物凄い面子のイベントを見に行ってから、
印象がガラリと変わりました。
とにかくアクションがすごい。
ベースの人が回転しながらステージの端から端まで移動したり
(どうしてシールドが絡まなかったのか、今でも不思議)、
リードギターの人が酔っ払った爬虫類みたいな動きをしたり、
そんなアホの子みたいな動きをしながら、一糸乱れぬ演奏、
そしてこの曲「Girl Cream」をやった時、完全にファンになりました。
この曲は特にキメが多いのですが、
そのキメにビシッ、とアクションを併せるかっこよさは、今でも忘れられません。
曲自体も、リフだけで延々構成された重厚な部分、
そして急にエコーがかかってふわーっと広がる部分の対比がかっこいい名曲です。
ツェッペリンとかサバスとかを違和感なく聴けるようになったのは、DMBQのお陰です。


物凄い余談ですが、僕がネトゲでジニーという名前を良く使ってるのは、
DMBQのこの曲が入ってるアルバムからです(つづりは違うけど)。


Otis Redding/Live
やっと最後。疲れた。
最後は例外的にアルバムを。
酒飲んでこれ聴けばみんなせんそうとかするよゆうもなくなるとおもいます。

  • Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

いいちこさんとせなたんと、大分被っちゃいそうなので、ここ見てなさそうな人も入れて。
鮭さん どーだ、回してやったぞこのやろ。
肉屋さん 更新しなさそうなこと火の如し。
55さん この人は頑張って書きそうだ。期待してる。
ティアレスさん 読んでないだろうけど回してみた。


以上4人。
ネット上でも友達が少ないことに愕然としながら、よろしくお願いします。
もし無理なら止めるのも自由らしいので、回された方も気になさらずに。


はー、エスさんの予想通りめっさ熱く語りました。疲れた。