戦慄!地獄の大阪オフレポート!その時ギャバンは…!
えー、16日のオフについてのリポートを書こうと思うんですが、
書きたいことがいっぱいありすぎるので、物凄く長くなるので、お前ら覚悟しとけや。
第一章 出発編
−オナニーしてから行くか、帰ってきてオナニーするかすごい迷った−
出発に備えてティッシュペーパーを貪り食う彼岸さん。
16日午前6時にバイト終了。
この時点で結構疲れていたため、仮眠をとると
目が覚めたら待ち合わせの時間、とか普通にありそうだったので、
出発時間までひたすらゲームをやって時間をつぶす。
出発直前になって
「オナニーしておいた方がいいんじゃないのか、
女子も来るんだし、間違いを犯す前に一発抜いておいた方が…」と思い
同人エロゲーをDLする。
エロシーンまで1時間くらいかかったので、やきもきさせられる。
16日正午に家を出発。
行きしなにコンビニに寄ってお金を下ろすが、
残高が電車賃ギリギリで愕然とする。
下ろした後、3桁しか残ってない残高を見て愕然とする。
最寄の駅>一駅先の新幹線が通ってる駅>東京>新大阪>大阪の順に進む。
大体4時間程の旅程である。
意外と近いんだなぁ、大阪。
でも電車の中は退屈なので、物凄い時間がかかったような気がする。
持ってきた小説が読みやすくて面白かった為、1時間位は暇を潰せたが、
折角久しぶりに新幹線に乗ったことだし、外の景色を堪能することにした。
「おー、これがいわゆる中京工業地帯ってやつかぁ」とか
「おー、万博やってるねぇ、素通りするのが勿体ない」とか
「京都は人多いなぁ、確か今祇園祭やってたっけ」などなど思う内に新大阪に到着。
駅構内に降り立った途端、やはり関東と関西では空気がちょっと違うな、と思う。
新大阪はなんか梅こぶ茶っぽい匂いがした。
そこからJR線に乗り換え、一駅で大阪へ。この時午後4時半くらい。
最初に合流する予定のせなたんは、5時ごろ到着らしいので、
駅周辺を見て回る。
御堂筋口前の歩道橋で、路上演奏するバンドが2つもいるのに驚く。
なんだか新宿をもっと密度を濃くしたような街だな、という感想を抱く。
それをボーっと眺めながら体力回復している内にせなたん到着。
合流するためにヨドバシカメラ大画面前に移動。
待ってたのはほんの数分なんだろうが、
異様に厚着をしてきてしまったため、暑さで倒れそうになりながら待つ。
せなたんには2年前一度会っただけなので、顔を見ただけでは気づかないだろうな、
と思っていたら案の定気づかなかった。
向こうは自分にすぐ気づいたらしく、真後ろから電話してきて、
「私の顔覚えてないの?ひっどーい」とか言われながら、なんとか合流。
第二部 地獄編
−岡山から来たハードゲイ、広島から来たアナルの王−
せなたんとは大体5時位に合流。
第二の参加者、嫁アナさんが来るまで2時間程あるので、
せなたんにファッションデパートみたいな所へ連れて行かれる。
あの最上部に観覧車がある、素っ頓狂なデパート。
入り口で巨大なくじらの模型が飾ってあるのを見て、
大阪って怖い、という新たにする僕であった。
そこの上階にあるレストランでご飯を食べながら小休止。
ピザを一つだけ頼んで、二人で分けて食べる。
そして早くもアルコールを頼むせなたん。
こいつただもんじゃねー、と思いながら、
脱水症状が近かった僕は水を2杯ほど一気飲みする。
その後デパート内の激安アクセ屋でせなたんの購買意欲に火がつき、
大いに散在した模様。
僕がおすすめした品は悉く「センスが悪い」と言われちょっとへこむ。
そうこうする内にもうすぐ嫁アナさんが到着する時刻が近づいて着たので、
ヨドバシカメラへ移動する。
そこで服のバーゲンをやっていて、せなたんの乙女心に火がつく。
なんとか何も買わないという決断に至る。
そうこうしてる内に嫁アナさん到着。
電話がかかって着て、
「彼岸が誰だかわかんないのだけど、赤いシャツ着てる人?」
と言われる。
待ち合わせ場所で赤いシャツを着てた人は、怪しげな外国人と話していたので、
「僕ってどんな目で見られてるんだ!」とせなたんと二人で大笑いする。
なんとか電話をかけて、嫁アナさん発見、合流する。
思ったより普通の人で、えらくショックを受けた。
最後の参加者、鮭さんが思ったより早く到着しそう、とのことで、
先に河岸を確保することにする。
商店街を延々歩いた所で、やっと和民発見。
中に入ると、30分待ちだったが、
土曜の夜なんてどこもこんなもんだろう、ということでここに決定。
待ってる間に僕は体力の限界に達し、地べたに座り込み省エネモードに入る。
そして待ってる間に鮭さんが到着しそう、ということになり、
せなたんが迎えに行く。
その間にやっと席が空き、中に入る。
僕はビールが飲みたくて仕方がなかったが、
なんとか我慢してウーロン茶を飲む。
少なくとも脱水症状の危機は去った。
それなのに嫁アナさんは平気で生大を飲み始めたので、少し愕然とする。
大人の余裕って奴か、これが!
そして僕がウーロン茶を飲み干した頃に、
ちょうどせなたんと鮭さんが戻ってきた。
僕と鮭さんは生大を頼み、せなたんはカルピスサワーかなんかを注文した。
そして、お酒が届いて乾杯。
この瞬間、長旅をしてきたのは無駄じゃなかった、と思った。
人生で何番目かにうまいビールを飲みながら、
僕のテンションは一気に上昇した。周りが引く位に。
なんかここら辺でもう記憶があんまりないが、
とにかく鮭さんがハードゲイをアピールするのと、
僕の持ってきた「アナルジャスティス」で全員大笑いしたのは覚えてる。
あと嫁アナさんが自分で頼んでおいたしめ鯖に、一口も口をつけなかったことも覚えてる。
うまい飯、うまい酒、馬鹿騒ぎできる友達、
これだけ揃えば楽しくない訳がない。
会話の内容はあんまり覚えてないが、とにかく馬鹿な話ばっかりしてたのは確かだ。
なんか鮭さんと手を組んでトイレに行ったりしたし。
その後、僕のわがままでカラオケに行くことに。
重要な補足として、ここでも僕は奢ってもらいました。ほんとすんません。
第三部 煉獄編
−正直ギャバンを歌った後のことは、全然覚えてない−
本当にここからは記憶がほとんどありません。
カラオケ屋に入ってすぐ、嫁アナさんがお土産の焼酎を出してくれて、
これが飲みやすいのなんの。
僕と鮭さん以外の二人はかなりローテンションだったので
「ここで盛り上げねば!」
と思って焼酎をガンガンあおったのがその後に響いたようです。
しかも自分が盛り上がれば盛り上がる程周りが引いていくしな。
どんな悪循環だ、これ。
鮭さんがサンボマスター辺りを2曲位歌ったところで、
僕が全身全霊を込めて、宇宙刑事ギャバンのOPテーマを熱唱。
ここで意識のタガが外れて、残りはあんまり覚えてません。
せなたんが高田渡をかっこよく歌ったのと、
僕が筋肉少女帯の「蜘蛛の糸」を泣きながら歌ったらなんかみんな応援してくれたり、
バンプのKをみんなでしんみり歌った位しか覚えてません。ごめんなさい。
最終部 惨殺編
−さらば愛しき人よ−
カラオケ屋でぷつりと意識が途切れ、
目が覚めたら甘ったるい匂いのするベッドの中だった。
意識は9割方寝ていたものの、目の前にせなたんの尻があったので、触った。
いや、エロい気持ちとかじゃなくて、生物の本能的にさ、
アレだよ、眠い時に目の前に柔らかいものがあったら触るでしょ?
ぬいぐるみ抱いて寝るのと同じようなものだよ。
本格的に目が覚めたのが確か午前9時位。
嫁アナさんが一人だけ床に座って寝てるのを見て、そこに漢を見た。
どうも話を聴くと、僕が二進も三進もいかなくなってたので、
タクシーに乗ってせなたんちに連れてきてくれたらしい。
本当にありがたいことです。
路上に放置されたら、絶対身包み剥がされた上にレイプされるもん。
大阪だし(失礼)。
みんな大量飲酒した翌日独特のだるさと、
することが何も思いつかないために、
取り敢えずせなたんのパソコンをいじりまくる。
動物園に行ったときの写真や、ペットの写真、
実家のネコの写真など、可愛い写真満載だったが、
一番可愛いのはせなたんの写真だったよ。きゃっ、言っちゃった。
その後色々フラッシュ見たりした。
鮭さんの教えてくれた「ごっつええSEED」で全員窒息死しそうになる。
そうこうする内に、嫁アナさんに奥さんから電話がかかってきたので、
みんなで嬌声を上げる。アホや。
そして嫁アナさんがそろそろ帰らんとやばい、ということで、駅までお見送りに行く。
一人立ち去る男の背中は、限りなく広く、大きかった。
また飲もう嫁アナさん。
帰りしなについでにコンビニでご飯を買う。
大阪は基本的に関東よりも暑いらしく、
更に僕は異常に厚着をしていたので、死にそうになる。
クーラーを発明した人は天よりの使者に違いない。
せなたんちに戻ったら、いきなりせなたんがチューハイを飲み始める。
やっぱこいつただもんじゃねー。
僕は買ったやきそばを何度も吐きそうになるが、
一日近くまともに物を食べてないので頑張って食べる。
食後、僕がせなたんに上げようと持ってきた「ネコの王」を熱心に読んでいたので、
ちょっと嬉しくなる。
僕とせなたんは昨日の疲れでローテンションなのに、
ハードゲイの鮭さんは、ハードゲイの癖にせなたんにセクハラしまくりなので、
僕は苦笑いするしかなかった。便乗してせなたんにセクハラしながら。
ちょっと疲れてきたらしく、鮭さんが静かになってきたので、
みんなでボーっとテレビを見る。
日曜の昼間からベッタベタな漫才やコントを放送していて、
僕は「さすが大阪だな」と思う。
そうこうする内に鮭さんはぐったり動かなくなった。
僕がご飯に盛った毒が効いてきた…んじゃなくて単に疲れて仮眠をとったんだろう。
ここでうるさいのがいない内にせなたんはお風呂へ。
これを覗かなかったのは、褒められてもいい行為だと自負してる。
午後2時になって、3時に出発することを決心する。
人間は制限時間が設けられていると、途端に名残惜しくなるものだ。
最後の1時間を、僕はじっくりと堪能した。せなたんの尻とかも堪能した。
3時にせなたん宅を出発。駅で再会の約束を固く誓って別れる。
あばよ、せなたん。街もせなたんも最高だった。いつかまた来たい、と心から思った。
そして鮭さんと僕、むさい男二人で電車に乗り込む。
さすがに二人とも大変ぐったりしていた。
僕が駅の乗換えを何度も間違えそうになるのを、鮭さんに助けてもらった。
一人で来てたら絶対迷ってたろうな、と思った。ありがとう鮭さん。
電車内で、サンボマスターを大変に勧められて、
前ちっこたんに勧められたこともあって、いつか聴こうと思う。
そして新大阪に着き、再会を誓って別れる。
あばよ、鮭さん。忘れたくてもそんなキャラクターしてねーぜ…おめーはよ。
そして僕は、急に一人になった寂しさを感じながら、改札を抜けるのだった。
ドザァッ
ガチャリ
グイ!
バン!
−酒スレ大阪オフレポート・完−
思いつくままに書くだけで、大変な長さになってしまった。
カラオケ屋からの記憶が、ほんとに全然ないんだが、
おぶったりして連れてってもらったんだろうか…
迷惑かけてごめんなさい&ありがとうです。
飲み代も全部奢ってもらったり、寝床を貸していただいたり、
本当にお世話になりっぱなしでした。心からありがとうございます。
ほんっとに久しぶりに、「心の底から楽しい!」と言える時間を過ごせて、
全く僕は果報者です。
迷惑かけてばっかりでしたが、こんな僕でよかったら、また遊んでくださいね。
大阪の街自体も楽しかったなぁ。
東京より大阪の方が好きかも知れない。
関西弁が妙にうつっちゃったり、
なんか関西弁の方が自分は喋りやすい、という新発見もありました。
新幹線に何時間も乗るのは滅茶苦茶だるいけど、
また行きたい、できたらゆっくり見て回りたい、と思いました。
書き忘れてたけど、プラズマンが来られなかったのは残念だったなぁ。
噂のマッシュルームカット+ベルボトムを一目見てみたかったものだ。
それじゃあキリがないのでここまで。
遊んでくれたみんな、
こんなクソ長くて面白みのない文章を最後まで読んでくれた人、
どもありがとです。