Born to go

二つのスピカ、最終回を録画で観た。
正直、SFが描きたかったのか、学園ドラマが描きたかったか、
散漫なところのあったアニメだと思うけど、
未知の領域や未来に希望を抱く少年少女を描いた、
青春モノとしては傑作だと、個人的に思う。


まだ20なのに、「自分の人生はこれまで下らなかったし、これからも下らない」
なんて思ってた自分の胸には、迫るものがあったよ、マリカちゃん…






HawkWind「黒の回廊」


宇宙は無限で、暗い

宇宙は中立で、冷たい

宇宙の一部を星が占め

それらの集まりが数十億

またここにも数十億ある

数えることが慰めになるかのように

宇宙は無関心で、宇宙は脅かさない

宇宙は慰めない

喋らず、目覚めず

夢見ず

知らず、恐れず

愛さず、嫌わず

これらの資質を促進することもない



宇宙は測れず、怒らせられず

静められず

計測できず、宇宙はある

宇宙は大きくも、小さくもない

生きもせず、死にもしない

真実を告げることはなく、嘘もつかない

宇宙は無慈悲で、非常識で、無個性で

宇宙には時も、物質も存在しない






HawkWind「Born to go」


進むために生まれた 決して後戻りはしない

進むために生まれた 燃える軌道を残して

進むために生まれた あらゆる星の向こう側に

成長するために生まれた 学ぶために生まれた

殻を破り 止め処なく

夢から覚めて現実へ



宇宙を越える新しい道を 切り拓くために生まれた

人類を閉じ込める 迷路の抜け道を

進むために生まれた 知りうる限り遠くへと

進むために生まれた 人に感動を与えるために