音楽について色々。

さてさて皆さんお立会い。
今日はちょっと真面目に、
まぁ酔ってるけど真面目に、僕の音楽に対する思い、考え方なんかを、
書いたり書かなかったりしてみたいと思う。
僕が元々音楽に興味を持ったのは、
中学生の時バンドに誘われた事に発するんだ。
その時僕は、「バンドってなんかかっけー」
くらいの事しか考えてなかった。
そのバンドの人に勧められた音楽は、グレイやルナシーとか、
その当時流行ってテレビに出まくってたような人達だ。
でも、僕はそういうのを聴いても、あんまりかっこいいとは思えなかった。
そこで喧嘩しちゃって、僕は脱退。
道で出会っても気まずい思いをして目を避けあうような関係になった。
その半年ほど後、「彼岸くーんベース無いから貸してー(加入当時僕はベースだった)」
って家に訪ねて来たときは驚いたね。貸さなかったけど。
さて、普段テレビに出るようなバンドをかっこいいと思えず、
さりとて友達なんかから情報を得られなくなった僕は、
ミュージックアーティスト、っていうあまりにも安易な雑誌名の雑誌を手に入れた。
創刊号のそれには、MAD3、キングブラザーズゆらゆら帝国
などなど、名前だけでも怪しい、写真を見るともっと怪しい、
変なバンドばっかり載っていた。
その粒子の粗い写真、ディープなインタビューなんかを読んでると、
「ああ、僕の求めてたのはこれなんだ!」
と思い立ち、その年のお小遣いを全部CDにつぎ込んだ。
特にゆらゆら帝国の「ミーのカー」は、CDが擦り切れるほど聴いた。
そしてゆらゆら帝国と仲のいいと言うDMBQのその当時出たアルバム、
「jinni」を買って、これにもやられた。
そしてその年、ゆらゆら帝国DMBQキングブラザーズ、デキシードザエモンズ、
ボブログ3世、ジュダバウアーという、今考えてもおかしい面子のイベントに行ったとき、
僕は「ロックっておもしれー!」と、ズブズブグダグダとロック道に足を踏み入れてしまったのだった。
(つづくか。も。)